「奇跡」が好きな人もいれば、嫌いという人もいるだろう。なにも思わない人だって。あなたにとっての「幸運」って、どうだろう?

風の無い週末の朝は昔を懐かしむ

格闘家は恋しても笑わない
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風の無い火曜の日没に足を伸ばして

村上春樹の文庫本が楽しいと、友達の人々の感想を聞き、初めて買ったのがノルウェイの森だ。
これは、日本以外でも多くの人に親しまれ、松山ケンイチさん主演での映画も公開された。
村上春樹のストーリーは、歯切れがよく、どんどん読めてしまうところが好きだ。
直子と緑との両者の間でゆれる、主役のワタナベは、まるで生と死の間でゆれているよう。
生と死というテーマを取って読んでも2人の女性は素敵だと思う。
で、ハツミさんや永沢さんやレイコさんといった人物が加わる。
全員魅力がありなにかしら陰の部分を持ちあわせている。
もう何年も前に知った本だがなんとなく読みたいなと思い立って開いたことが何度もある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
素敵な返しだなと思ったところ。
そして、直子がちょっとだけうらやましくなった。

夢中で歌う彼と草原
一眼レフも、めちゃくちゃ楽しいと思うけれど、それとは違って例外的と言うくらい好むのがトイカメラだ。
5000円程で取り組みやすいトイカメが気軽に所有できるし、SDカードがあればPCですぐに見れる。
眼前性や、その一瞬を写すには、一眼レフがぴったりだと思う。
ところが、流れている空気や季節らしさを撮影するときには、トイカメには他の何にもかなわないと感じる。

凍えそうな日曜の深夜は外へ

辺ぴなところに住んでいると、ネットでものが簡単に購入できるようになったのが、とても楽だ。
その理由は、まともな本屋が市内に2軒しかなくて、本の品ぞろえも悪いから、買いたいマンガも買えないからだ。
本屋で取り寄せるよりはオンラインショップで買う方が簡単だ。
それは、本屋に行くのにマイカーで30分以上かかるからとてもめんどくさい。
ネットショップに慣れたら、他のものもネットで買うようになった。
電化製品は、ネットのほうが絶対に安価だし、型番商品は確実にネット買いだ。
しかし、実物は見てみたいから、近くの家電量販店で、見てから最終的に決める。

雲が多い祝日の昼にシャワーを
「富士には月見草がよく似合う」と言う有名な名言を表したのは作家の太宰だ。
太宰治は、バスに乗って、御坂を越え、現在の甲府市まで行く途中だった。
その時たまたま一緒になったお婆さんが「あら、月見草」とつぶやく。
その一声で、振り向いた太宰治の目に入ったのが月見草、と、日本一の名山富士山だった。
富岳百景の一部のこの部分は、富士山を理解するときに欠かせないと思う。
たくさんの文芸に人気の、3776mの名山だ。
どの位置から見ても同じように、整った形をしているために、八面玲瓏と言うワードがよく合うと言われる。
その通りだと思う。
私が感動したのは、寒い中で見る名山、富士山だ。

前のめりで跳ねる彼女と横殴りの雪

小学生のころから、読書は嫌いじゃありませんでしたが、何気なく、家の本棚や図書館にある本を読んでいました。
ちゃんと考えながら読み始めたのは、高校生のとき。
授業で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを学習してからです。
物語は、彼氏を失った主人公の、高校のときの思い出からの始まりです。
恋人が事故で亡くなってしまう経験なんてその当時も今も、ないです。
しかし、当時の私に主人公の絶望が重なってきました。
初の感覚でした。
ヒロインと、私の年が近かった事、それもあってだと思います。
その帰りに、文庫本を買ったのが本を買った初めての経験です。
このストーリーは、「キッチン」に収録されている作品です。
随分昔のお話ですが、ずっと輝き続ける名作かもしれません。

具合悪そうに歌う彼女と霧
甘い食べ物が大変好みで、ケーキや水ようかんなどを自分でつくるけれど、娘が大人のものを欲しがる年になって自作するものが限られた。
私たち親がたいそう楽しみながら食べていたら、娘が自分も食べたがるのは当然なので娘も食べてもいいバウンドケーキをつくる。
自分は、激甘なものが大変好きだけれど、娘には激甘なケーキなどはまだ食べさせたくないのでつくりたくてもつくれない。
ニンジンやバナナをいれたケーキが体にもいいので、砂糖を少なくして入れて焼く。
笑った顔でうまいと言ってくれたら、とてもつくりがいがあるし、またつくろうと思う。
最近、ホームベーカリーも使って焼いたりする。
そうしたら、簡単だった。
いつもは、自分で一生懸命混ぜるけれど、ホームベーカリーは、混ぜてくれるし簡単だ。

風の強い土曜の晩にこっそりと

私の息子がマルモダンスを一生懸命踊っている。
私は教えていないけれど、3歳なのに頑張って踊っている。
テレビの中でマルモのおきての音楽が流れると、録画した映像を見たがって泣いてしまう。
映像を見せると止まることなくずーっと見続けている。
親なので、テレビの映像を見てばかりよりも絵本を読んだり、おもちゃなどで遊んだりするほうが好ましいのだけれど、忙しい時はテレビなどにたよってしまう。
少しでも、遊んであげたり、絵本を読んであげたりし続けたい。
大きくなったら絶対に巣立っていくものだから、今いっしょに遊んでおくのも自分の為だ。

雪の降る週末の朝はお菓子作り
「今晩はカレーよ。」
少年はお母さんのその言葉を耳にした途端、無意識に「ヤッター!」と叫んだ。
少年は学校から帰って、扇風機にあたりながらダラダラとテレビを見ているところだった。
今日は西日が強い。
網戸の窓では風鈴がときどきチリリンと音を立てていた。
テレビでは、かつてのなつかしアニメを再放送していた。
今日の放送は「一休さん」だ。
こんな頭の回る少年がいたら、テストは満点取るんだろうか、と少年は感じていた。
でも、コトコト煮える鍋からカレーの香りがリビングまで漂ってきたとき、少年はテレビのことなんて頭から飛んでいってしまった。

勢いで大声を出すあの子と公園の噴水

一年の中で、雨の多い梅雨がなぜか好きだ。
空気はじめじめするし、出かければ雨に濡れるけど。
理由として、小さいときに、雨の日に咲いていた紫陽花が可憐で、その頃からこの花が咲くのを楽しみにしている。
長崎で知り合い付き合い始めた、シーボルトと瀧のアジサイデートの話を知っているだろうか。
オランダ人に紛れ込んで上陸した、医師のシーボルトが、アジサイを見ながら「お瀧さんと同じくらい美しい花だ」と言ったそうだ。
雨に打たれながら美しく咲くアジサイを見ながら何回も、お瀧さん、お瀧さんと口にした。
それが変化して、この花は「おたくさ」という別の名を持つようになったらしい。

勢いで吠えるあの子と冷たい肉まん
少年は、今日は小学校の給食係だった。
マスクと帽子を着け、白衣を着て、他の給食係たちと、今日の給食を給食室へ取りにいった。
今日の主食は、お米じゃなくてパン。
バケツみたいに大きな蓋付きの鍋に入ったシチューもあった。
少年は、一番重い瓶入り牛乳だけは、男が持つべきだろう、と思っていた。
クラス皆の分だから38本ある。
なので自分が、バットに入った38本の牛乳を持ったけれど、同じ給食当番のフーコちゃんが一緒に持って運んでくれた。
重たい牛乳を女の子に運ばせたくはなかったけれど、クラスでも一番かわいいと思うフーコちゃんと教室まで一緒に歩ける、と思ったので、少年は少しドギマギしながら、何も言わずに2人一緒に牛乳を運ぶ事にした。

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